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NEWS RELEASE

2025.03.31

第4回 未来の話をしよう
オファサポートグループ主催で開催!

内容

2025年3月29日(土)、**「第4回 未来の話をしよう」**がオファサポートグループの主催で開催されました。
本イベントは、障がい者・児、高齢者、外国人、そして地震・津波による被災者など、多様な人々が直面する課題について考え、支援のあり方を議論する場として毎年開催されています。

今回は、オファサポートの新中弘弥が、宮崎県立中央支援学校の出水悌二校長を迎え、特に災害時の支援と情報共有の在り方について深く掘り下げました。

サポートブックの重要性 – 誰もが安心できる避難を目指して

今年のテーマの一つとして取り上げられたのが、「サポートブック」の活用です。
サポートブックとは、障がいのある方や高齢者、外国人などが避難所などの新しい環境で適切な支援を受けられるようにするための情報をまとめたものです。

地震や津波などの災害発生時には、携帯電話の通信回線がパンクし、デジタルインフラが使えなくなる可能性があります。
そのため、デジタルツールだけに頼るのではなく、アナログの情報共有手段としてサポートブックの活用が重要になります。

「避難生活では、家族と離れ離れになってしまうこともあります。その時、自分でお薬の名前や持病を伝えられなかったらどうなるでしょうか?」(新中弘弥)

サポートブックには、服薬情報や健康状態、生活の習慣、コミュニケーションの方法などを記載できるため、本人が直接伝えられない場合でも、支援者が適切な対応をすることが可能になります。

また、外国人にとっても、避難所での生活は言語の壁が大きな障害となります。
サポートブックには多言語対応のページを設けることで、少しでもスムーズな情報共有を実現することができます。

デジタルとアナログの融合 – どんな環境でも支援が届く仕組みへ

一方で、近年はデジタル技術が発展し、スマートフォンやタブレットを活用した支援の可能性も広がっています。
しかし、被災地では通信環境が不安定になりやすく、デジタルツールだけに頼ることはリスクも伴います。

「デジタルのインフラが整っていない場所でも活用できる仕組みが必要です。」(出水悌二校長)

そのため、今回の議論では、デジタルとアナログをうまく組み合わせる支援の在り方が重要であることが再確認されました。
具体的には、災害時に即座に対応できるよう、サポートブックを事前に作成し、避難所や支援機関に配備することが提案されました。
これにより、避難者がスムーズに適切な支援を受けることができるようになります。

今後の展望 – すべての人が安心できる社会へ

「未来の話をしよう」は、単なる情報提供の場ではなく、具体的な課題解決に向けて意見を出し合い、行動に移すためのきっかけとなる場です。

オファサポートグループでは、今後もこのような場を通じて、地域社会と協力しながら支援体制の強化を進めていく予定です。

「一人ひとりが安心して生活できる社会を実現するために、私たちができることを一緒に考えていきたい。」(新中弘弥)

地域の皆さまとともに、より良い未来を創るための議論を深めていきます。

WEB SITE

みやざき県立宮崎中央支援学校
HP :https://cms.miyazaki-c.ed.jp/9932/    

福祉事業部 放課後等デイサービスみなみ・JOBS.・I ART
HP:http://minami-jobs.kids/
電話番号:0985-41-5157(みなみ、JOBS.)0985-71-2920(I ART)

オファサポートグループ
HP:https://ofa-support.com
電話番号:0985-71-0006(代表)

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