皆様、お疲れ様です。

医療事業部　鹿児島支店に入社致しました、相談員の大茂です。

今回は私の前職である歯科助手での経験を活かして、皆様に健康的な口腔内を保つためのポイントをお伝えしようと思います。

まず、口腔内を清潔に保つため絶対的に欠かせないのは1日に2~3回歯磨きをする事ですが、同じぐらい大事なのが＂舌磨き＂です。

舌苔（ぜったい）と呼ばれる舌の白い汚れは、食べカスや細菌、口腔内の新陳代謝によって剥がれ落ちた粘膜が付着したもので、他にも口呼吸・ストレス・たばこの吸い過ぎ・咀嚼回数が少ない事など様々な原因で付着する場合もあります。

舌苔は、虫歯や歯周病だけでなく口臭にも大きな影響を与えるので、歯磨き同様きちんとしたケアが必要です。

特に高齢者の方々は咀嚼回数だけでなく嚥下機能の低下も見られ、＂舌苔を放置する＝喉（咽頭）に近い部分に多くの細菌がある状態が続く＂ので、舌苔による誤嚥性肺炎を引き起こさないよう注意しなければなりません。

舌磨きを行うタイミングは、唾液の分泌が少なく舌苔が1番多いとされる朝が望ましいですが、時間が無い場合は夜でも十分効果があります！

舌は擦りすぎると傷がついてしまう可能性があるので、長くても20秒程度で大丈夫です。

私も数年継続していますが、まずは3ヶ月間毎日やってみるとかなり変わります！

最近は専用の舌クリーナーやジェルも発売されているので、歯磨きやフロスなどと併せていつまでも健康的な口腔内を保てるように頑張りましょう！